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引越しを経験して分かったこと
引越しを2回経験した著者が、その経験を踏まえて、お得に引越しできる方法をまとめます。
2回の引越しの移動先について:
- 引越し1回目:大阪から関東
- 引越し2回目:車で1分、2km先
家族構成:
- 4人家族(夫婦2人、幼児2人)
一生にそう多くない引越し。だからと言って、無駄に出費をかけたくないはずです。しかし、引越し費用を安く抑えるにはコツがあります。
難易度が高い引越し
そもそも、なぜ引越しには納得感が低いのでしょうか。
引越し業者が多すぎる
選択肢が多いことは一見良いことのように思えますが、実際にはそうではありません。ほとんどの人は大手の業者を選びがちですが、当日引越しを担当する作業員が「大手の看板を背負ったスペシャルな社員」というわけではなく、アルバイトや派遣が大勢います。どの業者も似たような状況です。
料金が見えない
正確な料金は、業者が一度見積もり査定に訪問して見積書をもらわないとわかりません。一括査定サイトも多く存在しますが、登録すると電話やメールの嵐が待っています。
見積書をもらうまでが面倒
訪問見積もりは手間がかかり、特に忙しい社会人にとっては時間が取りにくいものです。さらに、引越しは急に訪れることが多いため、計画的に進めるのが難しいです。
営業の押し売りがある
見積もりを担当する営業が特別な割引を提示することもありますが、これが本当にお得かどうかは判断しづらいです。返報性の原理も働き、一度受けた恩に応えようとそのまま契約してしまうことも。
料金の妥当性が判断できない
引越しは一生に数回しか経験しないため、料金の相場がわからないことが多いです。また、家庭によって運搬する家財の量が異なるため、適切な料金を判断するのが難しいです。
費用を抑えるコツ
ここからは、引越し費用を抑えるための具体的なコツを紹介します。
相見積もりをする
見積もりをもらうのは大変ですが、複数の業者から見積もりを取ることが重要です。引越しには様々な要素が含まれ、業者や営業によって料金が大きく変わるからです。
私の実例を紹介しましょう。
これは大阪から関東への引越し時の見積もりです。
- アート引越センター:70万円台
- サカイ引越センター:40万円台
最初にアート引越センターに見積もりを依頼しましたが、価格が高いと感じました。この引越しは会社から費用の支給があったため、営業は高くても契約するだろうと見込んでいたのでしょう。
次に、サカイ引越センターには、事前にアートに見積もりを依頼したことを伝えた上で見積もりを依頼しました。サカイの見積もりはアートのものと比較して納得できる内容でした。
ちなみに、価格差が生じたのは荷造り・荷解きにかかる人員の違いです。
- アート引越センター:作業員3名
- サカイ引越センター:作業員2名
作業員が少ないと作業時間が短縮されるかもしれませんが、引越しが無事に終われば問題ありません。業者側の都合で人数を増やし、その分費用がかさむのは納得できません。
時期を選ぶ
引越しする時期に選択の余地があれば、慎重に考えた方が良いです。私は2回目の引越しを3月末に行いました。
引越し先は2km以内の近距離で、10万円ほどで済むと思っていました。ネットで調べても、2km以内の引越しで4人家族なら5〜6万円という情報がありました。
しかし、実際には42万円もかかりました。どの業者もこの水準で、荷造りを含まない料金です。
- アーク引越センター:42万円(4月6日、7日なら-10万円)
- サカイ引越センター:42万円(4月以降なら-10万円)
- アリさんマークの引越社:42万円(4月5日なら25万円)
4月初旬を過ぎると価格が落ち着くと聞き、アリさんマークの引越社で25万円で引越しをしました。
3月末は作業員の手配も難しく、希望の日程で引越しすることが困難です。いくら相見積もりをしても、日程が確保できなければ価格も高くなります。
まとめ
以上のように、引越し費用を抑えるためには「相見積もりをすること」と「時期を選ぶこと」が重要です。時期を間違えないようにすれば、相見積もりで安い業者を選ぶことができます。