子育て

【子供の褒め方】「学力の経済学」から分かること

子供の「褒め方」については、以下の記事も参考にしてください。

・「モンテッソーリ」における「褒め方」のポイント

・「非認知能力」を育む上での「褒め方」のポイント

仕事では人事部で教育を担当し、家庭では育児に奮闘中のひろほーくです。

 

子供はもうすぐ2歳を迎えようとしており、さらに今月にはもう一人家族が増える予定でもあります。
そんな中で、仕事とプライベート共通の課題である「教育」「育児」について日々勉強していますが、「褒め方」の良い方法・悪い方法が気になっていました。
  • 褒めるって意味があるのか?
  • 褒め方はどうすればいいのか?
  • 褒め方と叱り方に気をつける点は?
そんな疑問を持って、書籍等を読んで得た「褒め方」の知識を、まとめてみました。
今回参考にした書籍は、「学力の経済学」です。結論としては、子供の「能力」ではなく「行動」を褒めるようにする褒め方が最適です。

1.参考文献:「学力の経済学」

今回は以下の書籍を参考にいたしました。

・著書:学力の経済学
・著者:中室 牧子

この書籍の内容はこのとおり。

「データ」に基づき教育を経済学的な手法で分析する教育経済学は、「成功する教育・子育て」についてさまざまな貴重な知見を積み上げてきた。

そしてその知見は、「教育評論家」や「子育てに成功した親」が個人の経験から述べる主観的な意見よりも、よっぽど価値がある―むしろ、「知っておかないともったいないこと」ですらあるだろう。

本書は、「ゲームが子どもに与える影響」から「少人数学級の効果」まで、今まで「思い込み」で語られてきた教育の効果を、科学的根拠から解き明かした画期的な一冊である。

2.「学力の経済学」を読んだ理由

論文や研究、または数字やデータを根拠として示している

この本を選んで読んだ理由は、この「学力の経済学」裏付けされた「データ」や「事実」と言った統計的・科学的根拠に基づいた知見をまとめた本だからです。

一個人の体験記ではない

数々の教育本を読んできましたが、その著者というのは教育の専門家であったり、教育経験で実績を積んだ方がほとんどです。

よくあるのがその成功体験を語るもので、具体的な例で言うと「子供を東大に合格させた」「子供を医学部に入れることができた」「子供を弁護士にした」などの実績を踏まえて、自身の育児やその考え方を紹介するものです。

また、教育や育児をテーマにしたセミナーにも参加してきましたが、まさに自身の成功体験を語るものでした。

書籍等で学ぶ際、このような個人の経験や感覚をベースにした主張や意見ではないか、と言った点には気をつけています。

なぜなら、著者一人の経験ということはサンプル数が1つしかなく、再現性が低くて参考になりにくいからです。

私のような凡人が真似できて、かつ同じように成功する可能性って低いですから。笑

3.子供の褒め方:「能力」ではなく「行動」を褒める

「頭がいいのね」ではなく「よく頑張ったね」

この本では「頭がいいのね」と「よく頑張ったね」のどちらが効果的かについての記載が参考になりました。

コロンビア大学のミューラー教授が、褒め方に関する実験を行い、その結果を「能力をほめることは 、子どものやる気を蝕む 」というタイトルの論文を書いています。

この論文のタイトルどおり、子どもをほめるときには 、「あなたはやればできるのよ 」ではなく 、「今日は 1時間も勉強できたんだね 」「今月は遅刻や欠席が一度もなかったね 」と具体的に子どもが達成した内容を挙げることが重要です 。

そうすることによって 、さらなる努力を引き出し 、難しいことでも挑戦しようとする子どもに育つというのがこの研究から得られた知見でした。

4.褒め方のポイント

褒め方は、「能力」ではなく、「やる気」を褒める

  • 褒めることの目的は、モチベーションをあげて、次の行動につなげる、またはそういう意識にさせること  
  • 「能力」を褒めるのは、やる気・モチベーションを下げる
  • 「行動」を褒めるのは、やる気・モチベーションを上げる 

以上、「学力の経済学」を参考に、「褒め方」についてまとめてみました。
今後は「褒め方」をテーマに、複数記事をを書いていく予定です。

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